朱蒙(チュモン)、淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)、大祚栄(テジョヨン)、太王四神記、いずれも高句麗時代のドラマ。チュモンは86話、ヨンゲムソンは100話ちょっと、テジョヨンは134話と長い、とても長い・・・・。
チュモンは高句麗の開祖で紀元前19年没、ヨン様演じて大人気の大王四神記の広開土王は高句麗の国土を大きく広げた王で412年没、ヨンゲソムンは高句麗王朝の末期に活躍した軍人宰相で665年没、テジョヨンは滅びた高句麗を渤海国として復興した(らしい)王で719年没。いずれも独自資料が乏しく中国の史書とうしか資料がない。
が、これ幸いというべきか、韓国ドラマ人たちは資料がないからこそ自由な発想でストーリーを創作、いずれも非常に面白い出来になっている。
中国の皇帝や臣下が何度も「高句麗は恐ろしい。なんとしても滅ぼさねば」と言った発言をすることで見ている人に「韓国はこの誇り高き高句麗の末裔なんだ」という想いを持たせてることが人気の秘密のひとつだと思う。
朝鮮、高麗、新羅、百済のドラマと見比べてみると、王の呼称にもそれが現れる。中国の歴代王朝に朝貢している時代は王を「殿下」と呼ぶ。これは中国王朝で皇子太子への呼称だ。皇帝よりも一段低い地位であることを朝臣あわせて自覚している。張り合っているときは「陛下」である。
中国歴代王朝に女性を献上していたのも事実のようだ。ドラマに何回も出てくる。日本は海に囲まれ恵まれていたのかな?元寇以外はそれほど恐れる必要なかったもんな。韓半島の歴史を紐解くにつれ「弱い国だった」という事実が明らかになり、鬱屈したものが高句麗ドラマブームに結びついたというのは穿ち過ぎだろうか?
韓国社会の民主化のスタートは87年のノテウ大統領の民主化宣言だろう。まだ20年。世界の中での自分たちの姿を韓国人たちがじっくりと吟味するにはまだまだ時間が必要だ。
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